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私は美しい薔薇の花 

愛して欲しいと嘆く
私は淋しい薔薇の花
きっと嫉妬で燃えたぎる
炎のような黄色い薔薇

本当は清楚にたたずむ
白い薔薇になりたかった
やわらかくはにかむ
ピンクの薔薇の花でもいい

ただ私を愛してくれる人がいてくれたなら
静かに花園で微笑んでいられたのに

誰にも顧みられることもなく
気まぐれに振り向いてくれる瞳もないまま
ただ枯れて行くだけの我が身を案じていた

すべての花に平等な庭師さえ
いつも私の前だけ
忘れたように通り過ぎて行き

いつしか私が薔薇なのか
他の取りえのない花なのか
だんだんわからなくなって行く

けれども身を守る棘だけが鋭くなって
時折心に刺さるから
きっと私はやっぱり薔薇の花なのだろう

私を愛してと言う願いはいつしか
たぎるような羨望と成り果て
やがて妬みへと形を変え
私を黄色く黄色く彩って行く

ねえ誰かこんな私をひとこと
美しいと言ってくれたなら
愛などもう欲しがったりしないわ

愛などなくてもきっと生きていける
私は美しい薔薇の花
きっと眩いほど光り輝く
炎のような黄色い薔薇

この色に彩られていることを
誇りに思えるほど
私は美しく咲き誇るのよ

これからもずっとここで生きて行く
私は美しい薔薇の花



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